お金の失敗、したことありますか?

お金のことをお客さまと一緒に考えてご提案するのが僕の仕事ですから、それはそれはいろんな「お金の失敗」を見聞きします。

皆さん、けっこう苦労されてます。あなたはどうでしょうか。お金関係、うまくいってますか?

僕個人はどうかというと、そんなに失敗はしてきてないつもりなんです。せいぜい……

「仕事用にギリギリの性能を見切って買ったはずのパソコンが遅すぎて使い物にならず、結局高いやつを買い直す(マイナス5万円)」

「為替取引でまる1週間夜も昼もなく格闘したあげく元手をキレイさっぱりふっ飛ばす(マイナス10万円)」

「太って着られなくなった服、買い直したあとやせて着られなくなった服(マイナス20万円)」

「小金をケチってカントリーマアムの代わりに買ったトップバリュのチョコチップクッキー(マイナス300円)」

けっこう失敗してたっ!

やっぱり失敗を経験してこそ、お客さまと痛みを分かち合い、心からよりそって支援できる、ということにさせてください。

こんなふうに世界中、お金で失敗している人はずいぶんとたくさんいるようで。アメリカのファイナンシャルプランナー(お金まわりの専門家)が書いたとても立派な記事を、かいつまんでご紹介したいと思います。

題して「何としても避けないとヤバい、お金に関する3つの巨大な間違い」です。ちょーっとクセがあるかもなんですが、最後の最後まで読むと、きっと良い方向へ向かっていきますので。

この記事はこんな人が書いてます。プロフィール

 

これらの「間違い」を避ければお金で困ることはない……と?

1.自分の「お金まわり」に責任をもって対処しないこと。
お金の知識がない若い時期におかしがちな間違いです。でも失敗をきっかけに学べばよいのです。そのまま年とっても「お金まわり」の知識がないと、自分のおかれている状況をきちんと理解して、対処することができなくなってしまいます。借金の泥沼にはまるか、食うや食わずになるかというところですね。
稼ぎ、使い道、貯金、借金を常に数字で確認しましょう。失敗から学び、目標を決め、現状とつき合わせて軌道修正しながら進むことです。

……まあまあ、おっしゃる通りなんですけどね。続いて2つ目、一緒に読んでいきましょう。

2.人に助けを求めないこと。
助けを求めることは重要です。が、そうは言っても「お金まわり」の選択はひと様にいちいち教えてもらうようなことではありません。あなたの人生にお金をどう位置づけるかは、自分の世界観、人生における望み、価値を感じること、恐れるもの、といったあなたの感情に基づいていますから、他人には手出しできません。すべての事柄はあなたの主観的な信念の体系を通して知覚されるのです。
助けを求めることはむずかしいものです。誰に頼むか、その人の知識は足りているか。お金のプロを訪ねてみてもよいでしょう。

……言い回しのクセな。次が最後です、がんばっていきましょう。

3.人生の移り変わりを考えないこと。
生きてればいろいろなことが起こります。結婚、子育て、こどもの教育、配偶者の死、失職、介護などなど。塞翁が馬なんて粋がったところで、適切な想定と対処に欠ければ、人生の移り変わりはあなたを窮地に追い込みます。
今後の人生で起こりうることについて、オープンに議論する必要があります。少なくとも年に1回は、関係者と話し合っておきたいもの。
たとえばあなたの仕事について。業界、会社、人事異動、リストラの危険性……さてどうでしょう? 今の職が保証され、会社が永遠に続くとはまったく限りません。あなたの能力、技能、強みと頼りになる人間関係を十分に把握していますか?
コントロールできることとできないことを認識し、オープンな議論で洗い出された問題に取り組みましょう。それが、今のあなたがとれるベストポジションなのです。

んー……………………。

いかがでしたか?
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます、お疲れさまでした……って、これじゃあ終われないよ!

だって、こう思いません?
世の中のほとんど全員、間違えてるって言いたいのか?
って。全部ちゃんとできてる、間違ってない人なんてそうそういませんて。

 

わかるようで、わからない!

この記事は、書き手のメシのタネをそのまんま書いてます。それ自体はもちろん悪いことでもなんでもないんですが……

自分が正しさの基準でそれを知らない読者は間違えてるって言い方は、脅し成分がだいぶ強めな印象です。読んでいくうちにだんだんつらくなってきませんでした?
せっかくいいこと言ってるのに。

もう1つ、これは商売っ気で出し惜しみをしてるのか……読んだ人が、さて自分はと考えたときに、どうしたらいいのかってことがわかるように書いてないと思うんです。

「失敗から学び、目標を決め、現状とつき合わせて軌道修正しながら進む」
「すべての事柄はあなたの主観的な信念の体系を通して知覚される」
「コントロールできることとできないことを認識し、オープンな議論で洗い出された問題に取り組む」

わかるようで、わからないですよね。いったい何から手をつけたらいいのか。少なくとも、進行形で「間違えてる人」にはもっと違う伝え方があるんじゃない?と、僕は思います。

せっかくいいこと言ってるのに。
ほんとうに大事なことを、教えてくれようとしているのに。

僕は「お金と投資の専門家」というふれこみで仕事をしています。実際、必要な知識は頭に入っていますし、お客さまのご相談にお応えしています。

でも自分のことになると、時には物事の本質を外してしまう(カントリーマアムを信じない)ような失敗もします。太ったりやせたりと、自分を厳しくコントロールし続けることもできません。

こんな自分(と、世の中のほとんどの間違えてるらしい人々)でもできる「お金に関する3つの大事な心がけ」を、今回ご紹介した記事を下敷きに探ってみたいと思います。

次回、また一緒に考えてくれたらうれしいです。今回もお付き合いいただきありがとうございました。

(参考文献)
3 Huge Money Mistakes To Avoid At All Costs

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