今月の割安・割高株式市場のお知らせです!
ありがとうございます。

株式市場の長期的な評価指標「CAPE」

株式市場の割高・割安を「大まかに」評価する指標として、CAPE(cyclically adjusted price-to-earnings ratio)が注目されています。

以前の記事で詳しく紹介しました。
CAPEから考える長期投資

CAPEが低い時点で投資するほど、その10~15年先の株式リターンが高くなる傾向があります。
ただし、今ここがチャンス!というような百発百中指標ではまったくありませんし、短期的な上昇・下落が占えるものでもありません。

割安国の投資信託やETFを、割安が解消されるまで少額こつこつ積み立てるといった手法が有効です。
あるいは、明らかに割高になっている国の積み立てをストップし、割高が解消するまで蓄えておくといった役立て方もあります。

「世界各国のCAPEがわかるウェブサイト」が更新されました!

StarCapital
毎月半ば近辺に世界各国のCAPEやPBRなどの指標が更新されます。

StarCapitalは、各国市場のCAPEとPBRそれぞれの評価を合算して期待リターンを算出しています。
全世界市場の期待リターンより30%以上上回っている国を割安国、20%以上下回っている国を割高国と判断し抜き出しました。


StarCapitalウェブサイトより

コロナショックで全般的に期待リターンが上昇しています。
とくに日本や新興国は大きく上昇しました。

評価の下落幅は、先進国では日本がダントツでした。
新興国ではポーランドがダントツ、次いでタイ・トルコ・ロシアの順です。

月末に買い込めた方はミッション遂行お疲れ様でした。
おそらくはこれから半年くらいは気が抜けないと思いますが、抜け目なく拾っていきましょう。

米国株式はCAPE28を割り込んできましたが、USA! USA! の大合唱で戻しつつあります。
買い場はまだまだ先です。
冷静さを失わないよう、想定をしておきましょう。

期待リターンは先進国各国と「新興国株式」しか公開されていませんが、CAPEとPBRは新興国各国についても公開されているので、おおよその期待リターンを類推することができます。

チェコ・ポーランドを擁する東欧は割安水準です。
常に物騒ではありますが、長期投資と割り切ればロシア・トルコはいまだ割安です。

いかに投資するか?

以前の記事で、中国・韓国・シンガポール・スペイン・トルコ・ロシア・東欧株式については投資方法を詳しく検討しました。
参考にしてください。
ただいま割安! 中国株長期投資を10分間でさくっと総まくり
徹底攻略・韓国株式の長期投資
徹底攻略・シンガポール株式の長期投資
徹底攻略・スペイン株式の長期投資
徹底攻略・トルコ株式の長期投資
徹底攻略・東欧株式の長期投資
徹底攻略・ロシア株式の長期投資

人生を豊かにする「投資」の専門家
日野秀規でした。
ありがとうございました!

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