米国のETF情報サイト“ETF TRENDS”に掲載された記事をご紹介します。
著者は大手投資銀行でのファイナンシャルアドバイザー職や商品トレーダー・アナリストなどの経験があります。

Have Stocks And ETFs Capitulated Yet?
株式とETFはもう降伏したか?

皆さんはもう「降伏」しましたか?

まだまだだ、もっともっとだ



著者は、株式市場が底に突き当たる兆候の1つとして「降伏」があるといいます。

著者によれば、この場合の降伏とは、投資家が下落期間中にポジションを売却することによって市場で得た過去の利益を放棄することを指します。
いわゆる「ぶん投げ」状態です。

RBCキャピタル・マーケッツとクレディ・スイスのストラテジストは、真の「底」が形成される前に、市場心理・テクニカル分析・政策のシグナルが発生しなければならないと感じている。

Calvasina氏は投資家向けノートの中で、投資家が特定の目標を持った売買を行う場である米国株式先物市場でのポジショニングから判断して、資産運用会社はいまだ「陶酔の領域」にある、と述べた。

米国株式の先物市場では、いまだ先高マインドでの売買が行われており、市場心理にはまだ恐怖が足りない。

チャートの形状を見てもまだ「底」に突き当たった兆候が見えない。

新型コロナウイルスへの対応を名目とした緊急利下げが行われたものの、いまだ「予防」という言い訳の域を出ておらず、経済ショックととらえた政府や中央銀行の政策対応がいまだ明確に打ち出されてはいない。

有識者のコメントを引き、著者はこのように訴えているわけです。
先行きはまだまだ不透明です。

先行き不透明への対応策は?

つい昨日ですが、株式の持ち高を減らして「資産の分散」を強めてみては? という趣旨の記事をアップしました。
参考になれば幸いです。

米国投資家の高レバレッジ、新型コロナウイルスが巻き戻しの引き金を引いたら……?

まだまだ米国株式が下がる可能性があると考えるなら、債券やゴールドに分散しておき、株は改めて買い下がっていくという方法をお勧めしています。

これからが正念場です。
しっかり計画を立てて、長期投資の航海を冷静に進めていきましょう!

人生を豊かにする「投資」の専門家
日野秀規でした。
ありがとうございました!

質問・感想お待ちしています! こちらからお願いします
LINE@に登録をお願いします。ブログの更新をお知らせします。直接ご連絡もしていただけます。
※感想やご質問は、今後の記事でご紹介させていただく場合があります。

★お金のこと、お仕事のこと、投資のこと、気軽にご相談にいらしてください。下の「ご相談メニュー」をご覧ください。
ごあいさつ
プロフィール
ご相談メニュー