自前の投資の参考に作成している温度表を、ご参考までに公開しています。
相場の極安~過熱までを5段階で判定し長期投資(10年以上)に適した時期かどうかを示しています。
research affiliatesが公表しているCAPEと期待リターンを利用しています。

CAPEについてはいぜん詳しく記事にしました。
CAPEから考える長期投資

先行きの事情は一切は勘案せず、現時点での株式市場の評価のみを示しています。



TOPIXのPBRは1.28倍、予想PERは約15.3倍です。
PERは割高水準の18倍を割り込み、標準的なバリュエーションまで調整してきました。世界株式の6割を占める米国のバリュエーションはまだまだ極度の割高なので楽観はできませんが、超長期では穏当なリターンが望める水準です。


2007年4月~2021年3月のTOPIX, TOPIX Small, 東証2部のPBRの平均値・中央値を検討しました。
現時点でTOPIXは割高、TOPIX Smallはやや割高、東証2部は穏当な水準にみえます。


TOPIXのPBRをヒストグラムで見ると、0.8と1.2~1.3付近に山があります。
リーマンショック~アベノミクスまでの低評価期間が低い山を形成しています。
異次元緩和が巻き戻ることはないと踏んで、低評価期間を除けば現在のPBR 1.28は「やや割高」程度という判断になるでしょうか。



まだまだ行きそうではありますが、降り方は考えておいた方がよいかもしれません。

「適温」は、iDeCo・つみたてNISA等を利用した「定額定期積立投資」を行うのに支障はないと考える水準です。
「好機」「熱め」に至れば積立金額の増減を検討してもよいと考えます。
「過熱」では積立の停止または現金化、「全力」ではスポットでの買付を考慮する水準です。

生活の守りを固めることを第一に、
そして投資はコツコツ行きましょう!

人生を豊かにする「投資」の専門家
日野秀規でした。
ありがとうございました!

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